ものづくりエンジニア科の訓練の様子
今回は、ものづくりエンジニア科1年生の訓練の様子を紹介します。
ものづくりエンジニア科では、4月に入校してから7月までの実習で、3DCADの操作から始め、テープカッターを題材にCADからCAM、そしてマシニングセンタによる機械加工まで、製品を作っていく一連の作業を行いました。
3DCADでは、SolidWorksというソフトを使用し、簡単な形状作成からスタートし、複雑な形状や部品同士を組み合わせるアセンブリという操作まで行いました。
3DCADのデータから、3Dプリンタやレーザー加工機を使用した製品を作成しました。
3Dデータを使用し機械加工のプログラムに変換するCAMについて体験しました。
題材のテープカッターは体験入校でも加工しますが、加工のプログラムデータの作成までは体験入校では行っていませんので、皆さん始めての作業でした。
出来上がったデータを使用し、マシニングセンタという工作機械でアルミニウム合金を削って形状にしていきます。
蓋は自分たちで形状や彫刻を3DCADで考え、レーザー加工機で作成しました。
金属を切削するための条件やCAMの操作についてはこれから細かく勉強をしていきますが、今回はテープカッターを題材に製品を作っていく一連の流れについて作業しました。
ものづくりエンジニア科では、「ものづくりエンジニア」として必要な企画・設計、部品加工、組立・評価などについて、2年間で総合的に学ぶことができます。
ものづくりエンジニア科に入校を考えられている方、興味のある方は、ぜひ見学会にお越しください。
個別見学を希望される方は、メールまたはお電話にてご連絡ください。