ものづくりエンジニア科1年生 訓練風景
ものづくりエンジニアでは1年生は、8月~10月にかけて、2次元のCAD操作や汎用工作機械を使用した実習を行いました。
♢CAD編
4月~7月までは、SolidWorksという3DCADの練習を行ってきましたが、日本のものづくり現場では、まだまだ2次元のCADも使用されていますので、8月~10月では、AutoCADというソフトの操作方法から図面の操作までを行いました。
CADの操作に必要なコマンド練習から行い、図面の作成まで行いました。
また、アイソメ図という斜めからみた図の描き方についても行いました。
♢機械加工編
金属部品の製造では、金属の塊から不要な部分を削り取って形にしていく作業を切削といいます。機械を使用して、この切削を行うことが機械加工です。
金属を切削するための手順が分からないと、加工のためのプログラム作成ができないため、加工法や寸法精度を勉強しました。
ハンドルなどを動かしながら金属を削る基本を勉強しました。
削ったものが正しい寸法になっているかを確認しながら、作業を行っています。
ねじのような形状も旋盤という機械で作れます。
また、フライス盤という機械も使用し、溝を削ったり、ポケットを削るような作業も行いました。
就職をするとNC機械というプログラムで動く工作機械を使用することがほとんどですが、プログラムの作成前に、加工法や寸法精度などを勉強するために今回はハンドルで動かすような汎用機械を使用しました。
ものづくりエンジニア科では、「ものづくりエンジニア」として必要な企画・設計、部品加工、組立・評価につなどについて、2年間で総合的に学ぶことができます。
ものづくりエンジニア科に入校を考えられている方、興味のある方は、ぜひ見学にお越しください。
個別見学を希望される方は、メールまたはお電話にてご連絡ください。