Tokyo Metropolitan Vocational Skills Development Center

東京都 東京都立城東職業能力開発センター

ビル管理

期間 対象 課程 入校時期
6か月 おおむね50歳以上の方 短期(授業料無料) 4・10月

 ビル管理   ビル管理     

訓練科の概要

中高層ビルのほとんどは、その維持管理をビル管理会社がおこなっております。また、
ビルにはビル内で活動する多数の人々に安全で快適な生活環境をつくり出すため、冷
暖房・電気・給排水・防災等の諸設備が設置されております。
これらの諸設備全般について安全な保守管理を行うのがビル管理マンの仕事です。当
科では、上記諸設備全般についての運転・調整・整備の実習と合わせ、周辺機器を含
めた幅広いビル設備全般の保守管理技能と知識を習得することがで
きます。

訓練設備・訓練風景

biru_boiler.JPG 訓練風景1 訓練風景2
【ボイラー】
ビルで必要な暖房や給湯についての知識及び技能を学びます。
2級ボイラー技士の取得を目指しています。
biru_reikyaku1.JPG 訓練風景3 訓練風景4
【冷却塔】
冷却塔の役割と保全方法について学びます。

【中央監視装置】

空調設備の自動制御をはじめ、運転、停止操作や警報対応について学びます。

biru_fankoiru.JPG biru_handle.JPG biru_hedda.JPG

ファンコイルユニット
ファンコイルユニットの
構造と保全方法について
学びます。

エアハンドリングユニット
空気調和機の構造や保全方
法についての知識及び技能
を学びます。
ヘッダー
冷温水ヘッダーの仕組み
や点検方法について学び
ます。
biru_hukidashi.JPG biru_reionsui2.JPG
各種吹き出し口の特性を学
びます。
冷温水発生機
ガスを使用した冷暖房の運
転保全管理方法について学
びます。
訓練風景5 訓練風景6 訓練風景7
指差呼称確認 絶縁抵抗値の測定実習 電気工事の実習

主な訓練内容

①ボイラー実技講習を実施します。
②ビルに付帯する各種設備の保守管理の方法を習得します。
③シーケンス制御の知識技術を習得します。
④パソコンによるワード・エクセルの基本実習を行います。
 

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【800時限】

区分 教科目名 標準
時限数
訓練内容
学科及び実技 安全衛生 10 職場の労働安全衛生・環境マネジメントシステム
安全衛生作業 8 安全衛生管理
建築物総合管理 80 建築物(ビル)の必要性、管理方法、構造、環境維持、パソコン(文書作成)に関する知識と技能
熱源関連設備保守管理 270 冷凍機・ボイラの運転・管理に関する知識と技能及び空気調和機、空調設備総合管理に必要な知識と技能
水関連設備保守管理 124 給水設備・排水設備・衛生設備・消火設備等の管理に必要な知識と技能
電気関連設備保守管理 248 電灯・動力・受電設備・自動制御機器(シーケンス装置)の管理に必要な知識と技能

取得できる資格等

資  格:ボイラー実技講習修了証
関連資格:2級ボイラー技士、第二種電気工事士、第3種冷凍機械責任者(いずれも受験対策)

主な就職先

ビル管理会社(ビル所有者から委託を受けて建築物の維持管理を専業とする会社)

就職情報

(ビル管理科)
就職情報
令和4年度実績

就職率 84.9%
求人倍率
(訓練定員に対する求人)
2.5倍
会社規模 大半が300人以上
初任給 18万円~30万円

自己負担額(参考)

教科書代 約16,500円  作業服代 約6,000円(季節・サイズによる)

その他、事故等に備える災害保険等の自己負担が生じる場合があります。

見学会を開催しています。是非、ご参加下さい。