きっと機電系エンジニアになれます(推薦選考のススメ その5)
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きっと「機電系エンジニア」になれます
「私は文系しか勉強してこなかった、、、」「難しい勉強は苦手。。。」そんな方でも、大丈夫です。なぜ大丈夫なのかを今回は深堀してみます。
職業能力開発センターは、「学校」ではありません
語学などの一般教養科目はありません
大学などでは、「学校」として語学や一般教養科目の履修が義務付けられていることが多いと思います。しかし、職業能力開発センターは「学校」ではありませんから、専門的な内容に特化して勉強します。履修科目も選択制ではなく、内容がしっかり決められています。エンジニアとして必要な知識・技術・技能の習得に集中的に取り組みます。
理屈抜きで、機電系エンジニアを目指します
難しい計算などは、実務でも電卓やパソコンを使います。数学そのものを勉強するのではなく、必要な数字を必要な道具を使って求める方法を学びます。演習や実習は、仕事に直結した内容になっています。いままで勉強が苦手だった方も毎日の演習や実習をとおして、必要な数字を求められるようになります。
あまり知られていませんが、全国展開されている施設です
八王子校は、東京都が運営する施設です。知名度こそ低いですが、法律の定めによって全国の都道府県に同じような施設が展開されています。現在、エンジニアの不足は深刻な問題です。若者をエンジニアとして育てることは、私たちの施設の使命です。安心して私たちにお任せください。
クラス運営も多くの「学校」とは違います
少人数クラスで手厚い指導
クラス定員は科目によって異なりますが、2年コース、1年コースはいずれも30名定員です。
- 自動車整備工学科 30名定員 2年コース
- メカトロニクス科 30名定員 2年コース
- 電気設備システム科 30名定員 1年コース
クラスを毎日見守っているのは、専任指導員です。国と地方自治体により、職種ごとの職業訓練指導員として認められたものだけがなれます。クラス運営、生徒指導、その科目の専門分野の指導技法などを取得したスペシャリストです。各科各学年に一人以上の専任指導員が指導に当たります。
その他に、現場での経験が豊富な非常勤講師が教科目ごとに学科や実習を指導にあたります。原則としてですが、学科には1名、実技には3名の指導員と非常勤講師が割り当てられます。定員の多いクラスでは取り残されてしまうような方にも目がいきわたります。
機電系に特に強い、国家資格の取得にも取り組みます
資格が取れる?私にも?
ほんとうに自分に資格が取れるのか自信のない方もいることでしょう。しかし、ご安心ください。入校当初は合格レベルに程遠かった人たちも、間違えたところを何度も繰り返したり、忘れたころにまたやったりしていると、修了時には資格試験にも合格できるレベルになります。経験豊富な専任指導員、講師陣があの手この手で合格レベルに引き上げます。
自動車整備工学科
自動車整備士になるには、国家資格の取得が必要です。自動車整備工学科は認定校として国から認められており、修了すると「2級自動車整備士」の実技試験が免除になります。3月中旬に同科を修了してすぐ学科試験を受験して、ほぼ全員が合格しています。
電気設備システム科
電気工事士になるには、国家資格の取得が必要です。電気設備システム科は認定校として国から認められており、修了時に第二種電気工事士を取得できます。さらに上の第一種電気工事士を在校中に取得する方もいます。
メカトロニクス科
メカトロニクス科の目指す職種には、必要な資格はありません。言い換えると、特に資格を取っていなくても十分に働ける職種です。資格に縛られないため、機械から電気、電子、コンピュータまで、幅の広い職種への就職が可能になります。
目指すゴールは就職です
校求人がたくさんきます
前回の記事でも紹介しましたが、職業能力開発センターが独自に受け付ける「校求人」というものがあります。理数系の入試を受けなくても、機電系エンジニアになれる理由の一つです。
手厚い就職のサポート体制
職業能力開発センターでは、就職支援推進員が中心となり、きめ細やかな就職支援を行っています。就職支援推進員と専任指導員が連携し、企業説明会の実施、就職相談や履歴書などの応募書類作成支援も実施。学生一人ひとりの希望や適性に寄り添ったアドバイスを提供しています。希望者には、校長先生をはじめとする全職員の協力のもと、模擬面接も実施しており、実践的な面接対策を通じて自信を持って本番に臨めるよう支援しています。
大学入試を受けない、エンジニアへの入り口
「機電系」3科目では、令和8年3月に高等学校を卒業する予定の方を対象に推薦入校選考を実施します。今まさに募集期間です。この推薦入校選考では、学校推薦と作文と面接だけで選考を行います。国語と数学の試験はありません!もっとも重視されるのは「応募動機」です。なりたい気持ち、入りたい気持ちをお聞きしたいと思っています。
詳しくは、こちらをご覧ください。