板金溶接科
期間 | 対象 | 課程 | 入校時期 |
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6か月 | 年齢制限なし | 短期(授業料等無料) | 4,7,10,1月 |
目指せ板金溶接技術者!
ものづくり技術者として一生役活躍できる技能を身につけよう!
魅力その1 レーザで切る!レーザで溶接する!
魅力その2 CAD/CAM操作を学べる!
魅力その3 いろいろな資格にチャレンジ!
科目の特徴
金属製品(自動車部品、配電盤等の筐体)は、設計図を基に材料を切断し、曲げる、丸める等(板金技能)で形を造り、溶接でくっつけて完成させる、日本を代表するものづくりの技術で造られます。
当科では、鉄鋼・ステンレスやアルミニウム合金などの板金加工や各種溶接法、レーザ溶接・切断作業、CAD/CAM操作など、ものづくりに必要な基本の知識と技能について学びます。
就職率
板金溶接科の就職率はほぼ100%です。
・令和5年度生 4月生 100% 7月生 100% 10月生 33.3%
・令和4年度生 4月生 100% 7月生 100% 10月生 100% 1月生 100%
・令和3年度生 4月生入校実績なし 7月生 100% 10月生 100% 1月生 100%
授業風景
取得可能な資格
取得できる | ガス溶接技能講習修了証 |
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労働安全衛生規則 による特別教育 |
アーク溶接等特別教育修了証 自由研削といし特別教育修了証 動力プレス特別教育修了証 |
関連資格 |
JIS溶接技能者評価試験(ステンレス等) |
主な就職先
- 金属製品製造業
- 機械製造業
- 建築金物などの金属加工業
- 輸送用機械器具製造業
- 精密板金加工業(CAD/CAM技術者)
訓練教科目
区分 | 教 科 目 名 | 標 準 時限数 |
訓 練 内 容 |
学 科 | 社会 | 48 | 入校式、修了式、就職活動、レクリェーション |
安全衛生 | 20 | 産業安全および労働衛生、環境マネジメント | |
製図 | 32 | 用器画法、製図法一般、展開図 | |
塑性加工法 | 40 | 板金加工法、プレス加工法 | |
溶接法 | 60 | 溶接および切断法、電気工学概論 | |
材料 | 20 | 金属組織、金属材料、非鉄金属、非金属材料 | |
測定法 | 20 | 測定法概説、測定用具・機器、試験および検査法 | |
実 技 | 安全衛生作業法 | 12 | 安全衛生作業法、作業手順書作成 |
就業基礎 | 12 | パソコン操作、就職活動資料の作成 | |
工作基本実習 | 24 | 各種工具・測定器の名称と取扱い | |
機械操作基本実習 | 24 | 工作機械の基本操作、機械工作作業 | |
溶接基本実習 | 140 | ガス溶接、アーク溶接、炭酸ガス溶接、ティグ溶接、レーザ溶接 | |
切断基本実習 | 32 | ガス切断、プラズマ切断、レーザ切断 | |
塑性加工基本実習 | 100 | 手工具による加工、機械による加工 | |
コンピュータ操作 基本実習 | 52 | ワープロ・表計算、CAD基本作業、CAM基本作業 | |
応用作業 | 112 | レーザ加工機取扱いおよび操作、課題作成 | |
総合演習作業 | 52 | JIS溶接技能者評価試験、製品製作実習 |
訓練内容
板金溶接科の訓練内容について大田校だよりにて紹介していますので、ぜひご覧ください!
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Q&A(よくある質問)
Q1. 多摩センターと城東センターにも溶接系科目がありますが、違いはなんですか。
Q2. では、大田校ではあまり溶接が学べないのですか。
Q3. 板金作業でどのようなことをするのですか。
Q1. 多摩センターと城東センターにも溶接系科目がありますが、違いはなんですか。
A1. 多摩センター 30歳未満を対象とした若年者の溶接1年コースです。
城東センターの溶接科では少し厚い材料(厚さ3mm以上)の溶接技能を主として学び、製缶という作業で金属を加工して大型の製品を作ります。
大田校は、板金と溶接の両方を学び、材料は薄い金属(厚さ3mm未満)で、工場板金(精密板金を含む)を学びます。CAD/CAM、ネットワークプレスブレーキ、レーザ加工機を学べるのは3科目の中でも大田校の板金溶接科のみであり、工場勤務希望に適しています。
Q2. では、大田校ではあまり溶接が学べないのですか。
A2. ガスやアーク講習、各種溶接実習を行うのは他校と変わりません。
ステンレス・アルミ・銅・チタンなどの薄板溶接材が中心となります。
溶接検定試験対策もあり、希望者は在校中に受験可能で、合格率はおよそ90%と他校と変わりません。
Q3. 板金作業でどのようなことをするのですか。
A3. 板金とは、様々な薄い金属材料を図面通りに切断して、機械や器工具などを使用し、丸く曲げたり、折り曲げたりして図面通りの形を作ります。まず、CAD/CAMで図面を描き、レーザで薄板を切断して、プレスブレーキやいろいろな板金工具等を使用し立体の形にします。そして、レーザ溶接機や他の溶接機を使用して溶接で製品を完成させます。