U-30溶接科
期間 | 対象 | 課程 | 入校時期 |
---|---|---|---|
1年 | 30歳未満 | 短期(授業料等無料) | 4月・10月 |
生徒作品
(イス・テーブルセット)
授業風景
この科の概要
1年コース
職業経験の少ない方を対象に訓練する本科では、「社会人としての就業基礎」と「溶接に関する
知識・技能」を習得するための訓練を行ないます。社会人に必要な就業基礎を身につける訓練では、
「作業体験」や「職場体験」などにより、就業に対する意識を持ち、社会人に求められる「ビジネ
スマナー」「コミュニケーション能力」などの基礎を学びます。
溶接の実習においては、金属を電気エネルギーや熱エネルギーを用いて接合する基本的な溶接技
法を習得し、ものづくりに必要な金属加工を幅広く学びます。また、製品製作を通して、より実践
的な溶接作業の知識と技能、溶接の周辺技能(CAD・ロボット操作等)を習得します。

修了生の声(旧:若年者就業支援科(溶接コース))
在校中は、鉄(軟鋼)・ステンレス・アルミを中心に溶接を習いました。銅やチタンの溶接も少
しですが体験でき、いい経験をすることができました。品物を作るためには技能だけが、あればい
いと思ってましたが、図面の大切さや材料の性質など関係する知識がなければ、性格に良いものが
できないことを知ることができました。資格の勉強は大変でしたが、先生方の指導で取得すること
ができ、今の就職先でとても役に立っています。
資格・就職先
取得できる資格
・東京都技能士補[都](技能照査合格者)
・ガス溶接技能講習修了証
・労働安全衛生規則による特別教育修了証(アーク溶接、自由研削といし、産業用ロボット)
受験資格
・JIS溶接技能者評価試験
修了後の就職先・職種
・金属製品製造業
・機械板金業
・建設業 など
主な実習内容

教科目の内容
【訓練時間:1,600時限】未定
教科目 | 科目の内容 | 時限数 | |
---|---|---|---|
学科 |
職業人育成プログラム | 作業体験、職場体験、自己表現、プレゼンテーション、コミュニケーション能力、グループディスカッション、振り返り学習、目標設定 | 400 |
安全衛生 | 労働安全衛生、安全心得、防災訓練、健康診断 | 12 | |
工作法 | 生産工学、機械工学概論、電気工学概論、塑性工学概論 | 36 | |
溶接法 | 各種溶接法、各種切断法、金属材料、材料力学、溶接欠陥と対策、環境問題、法規 | 78 | |
製図 | 用器画法、基礎製図、規格 | 24 | |
展開図 | 平行線法、放射線法、三角法 | 36 | |
試験及び検査法 | 測定法、試験・検査概要、材料試験、非破壊検査 | 20 | |
総合演習 | 総合演習(学科総合問題)、技能照査 | 24 |
教科目 | 科目の内容 | 時限数 | |
---|---|---|---|
実技 |
安全衛生作業 | 危険予知、作業手順所作成 | 24 |
工作基本実習 | 工具、測定器等の取扱い、機械操作(工作機械) | 60 | |
溶接基本実習 | 各種溶接機の取扱い、基本的な溶接作業(ガス溶接、被覆アーク溶接、半自動溶接、ティグ溶接)、製品製作 | 312 | |
熱切断基本実習 | ガス切断、プラズマ切断等 | 36 | |
コンピュータ操作基本実習 | CAD基本操作、ビジネスソフト基本操作 | 72 | |
応用溶接実習 | 専門的な溶接作業(ガス溶接、被覆アーク溶接、半自動溶接、ティグ溶接)、製品製作 | 208 | |
試験及び検査実習 | 試験・検査機器の取扱い、材料試験、非破壊検査 | 48 | |
溶接ロボットティーチング実習 | 産業用ロボット(教示)特別教育、溶接工程設計、ロボット操作 | 48 | |
総合演習作業 | 技能照査、JIS溶接技能者評価試験等実技対策 | 62 |

