電気設備管理科②
<電気設備管理科>
Q1. 電気設備管理科ではどのような訓練を行なっていますか。
A1. ビル管理、設備管理業への就職を目標とし、それに必要な技能・技術、それに伴う知識を習得するための訓練を行っています。具体的に、国家資格で例を挙げると第二種電気工事士、2級ボイラー技士、第三種冷凍機械責任者、消防設備士等の技能・技術、それに伴う知識を習得するための訓練を行っています。
Q2. 電気設備システム科との違いは何でしょうか。
A2. 電気設備システム科は、1年のコースで、年齢制限がありません。また、訓練内容は、電気工事業を目指しています。
Q3. 「概ね50歳以上の方」となっていますが年齢制限は、どうでしょうか。
A3. 45歳以上が対象です。
Q4. 年齢が45歳以上なのですが、入校の優先枠等はあるのでしょうか。
A4. 電気設備管理科限定のものはありません。
Q5. 高齢者が主体ですが、訓練を受け資格を取れば就職できるのでしょうか。
A5. .現在、求人がかなり少ないこともあり大変難しい状況ですが、就職になんとか結びついています。(問6.参照)
Q6. 就職状況を教えてください。(会社・職種・就職率・雇用形態等)
A6. 目標とする業界への就職率は、修了時6割前後、のち数ヶ月のうちにほぼ100%。雇用形態は、正社員、契約社員、パート・アルバイトと様々です。
Q7. どのような資格を取得できますか。
A7. 修了時に、生徒へ付与する国家資格はありません。修了するまでに生徒自身が願書を出し、試験を受けに行き無事合格できたものとなります。例を挙げると第二種電気工事士、2級ボイラー技士、三種冷凍機械取扱主任者、消防設備士等があります。(各入校時期により受けられる国家資格が限定されるものもあります。試験が年1回しかないものがあるためです。また、各期において受けられる資格は、2級ボイラー技士です。)
Q8. 資格の取得率はどれくらいでしょうか。
A8. 2級ボイラー技士については、ほぼ100%です。
Q9. 就職先の初任給はどれくらいなのでしょうか。
A9. 多い少ないは、ありますが、18万円前後です。
Q10. 今のビルでは、ほとんどボイラーが使われていないと思うのですが、ボイラーの資格を取って意味があるのでしょうか。
A10. 実際の現場では、まだまだ、ボイラーを使用しているビルもあり代替となる設備があったとしても、知識として知っていると機器を取り扱うに当たって理解しやすいこともあり、いまだ有益な資格として求人票にも必要な資格条件として、載っています。
Q11. 電気に関する専門知識、経験は必要でしょうか。
A11. 必要ありません。
Q12. 多摩職業能力開発センターにビル管理という科目がありますが、どう違うのでしょうか。
A12. 電気設備管理科は、電気と名前がついていることもあり、電気に関するカリキュラム(訓練)の時限が多少多くなっています。