電気設備保全科
期間 | 対象 | 課程 | 入校時期 |
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6ヶ月 | 概ね50才以上 | 短期(授業料等無料) | 4・10月 |
- 空調設備の学習 電気工事作業の様子
- シーケンス作業の様子 消防設備点検作業の様子
訓練科の概要
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ビル管理には、電気設備をはじめとして、空調設備、給排水設備、防災・防犯設備などの知識が必要です。このうち電気設備に関しては、電気工事士などの有資格者による専門的な知識、技能に基づく点検や修繕などの保全作業が必須とされています。当科では、電気の基礎から防災・防犯設備、空調・衛生設備などの建築付帯設備までを含めた建築物の総合的な保全作業と、各々の設備の配線施工や保守点検内容を、実習とともに学ぶことで、ビル管理に必要な知識と技能を幅広く習得することができます。 また、一人ひとりにきめ細かい再就職の支援を行っています。
訓練科の特徴・強み
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当科は、ビル設備管理業界への異業種からの転職を目的としており、電気関連の学習が初めての方でも、6ヶ月の在校期間中に電気に関連する資格やビル設備管理に関わる資格を複数取得します。生徒の就職率と、そのうちの関連業界への就職割合の高さが当科の強みです。
修了生の声
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資格取得を目標の1つとしているため、ぶれることなく安心して学業に専念できました。また、一人の先生ではなく、複数の先生が各科目のスペシャリストとして教えてくださっているので大変力になりました。その甲斐もあり、就職に直結させることができました。
主な訓練内容
【800時限】区分 | ユニット群名 | 標準 時限数 |
訓練内容 | ||||
学科及び実技 |
パソコン基礎 | 12 | 表計算(エクセル)などの基礎 | ||||
安全衛生 | 20 | 安全管理、衛生管理、環境マネジメントシステム | |||||
電気基本作業 | 204 | 電気の基礎理論、機器の知識、配線図の読み方、電線接続、器具付け、電気工事作業、電気回路の点検、測定試験作業 | |||||
電力設備保全作業 | 180 | 受変電設備などの運転操作や保守点検、各種工具の取り扱いや電気機器、配線器具の施工 | |||||
自動制御作業 | 108 | リレーシーケンスなど自動制御機器の配線や操作 | |||||
防災・防犯設備保全作業 | 120 | 消防関係法規及び自動火災報知設備などの設置、作動試験、保守点検 | |||||
建築付帯設備保全作業 | 64 | 建築物の構造に関する知識および空調設備、衛生設備などの建築付帯設備の保全作業、省エネルギーに関する知識 | |||||
総合演習作業 | 20 | 各種保全作業の総合演習 | |||||
社会人基礎 | 12 | 文書作成 | |||||
その他 | 60 | 社会、体育 |
資格等 資格のページもご覧下さい。
- □取得を目指す資格
・第二種電気工事士
一般住宅や小規模施設の電気工事を行う際に必要な資格です。現場代理人になることができます。
・消防設備士(乙種第4類)
消防法に基づき、消火器やスプリンクラーなどの消火設備、自動火災報知設備などの警報設備、
救助袋などの避難設備の点検・整備を行うことができる国家資格です。
主な就職先
- □ビル管理会社、防災・防犯設備会社など
就職率
- □令和4年度4月生 77.3%
□令和4年度10月生 93.8%
自己負担額
- □教科書代 約16,000円
□作業服代 約11,000円
□その他、事故等に備える災害保険等の自己負担が生じる場合があります。
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