技能に関する競技大会等

Tokyo技能五輪・アビリンピック2021(第59回技能五輪全国大会/第41回全国アビリンピック)

東京都選手団の大会成績

 令和3年12月17日(金)から20日(月)にかけ、東京ビッグサイトをメイン会場に全14会場で「Tokyo技能五輪・アビリンピック2021」(第59回技能五輪全国大会・第41回全国障害者技能競技大会(全国アビリンピック))が開催されました(一部競技は先行実施)。
 東京都選手団は日頃培った技能をいかんなく発揮し、技能五輪で23名、アビリンピックで22名、計45名の選手が入賞しました。

大会出場者

  • 技能五輪全国大会  24職種 67名
  • アビリンピック   17種目 33名

入賞者

  • 技能五輪全国大会  金賞6名、銀賞3名、銅賞5名、敢闘賞9名

入賞者の詳細はこちら(PDF形式:252KB)

  • 全国アビリンピック  金賞4名、銀賞6名、銅賞8名、努力賞4名

入賞者の詳細はこちら(PDF形式:300KB)

金賞受賞者 受賞コメント                                    

電工 一本嶋優
高校生の時に技能五輪を知り、そこから技能五輪出場にあこがれ、大会で優勝することが私の夢でした。昨年の大会の悔しさを胸に、今年は必ず金を獲るという思いで臨みました。訓練では思うようにいかず辛い時もありましたが、指導員や仲間達が支えてくれたおかげで夢をつかみ取ることができました。本当に感謝しております。来年は一指導者として選手の育成に携わり後世に技術・技能を継承していきたいと思います。

左官 矢野啓人
東京都開催で、12名と多くない選手が同じ場所、同じ時間で一つの競技課題を通して競技する。日々積み重ねてきた技術を遺憾なく発揮し、完成した作品をお互いに褒め合い、尊敬しました。これは二度とできない素晴らしい経験だと心から思いました。こんな機会を与えてくださった社長、たくさん支えてくれた会社の皆様、そして技術を高めあってきた仲間たち。色々な方のおかげで金賞を頂くことができました。たくさんの人に感謝したいです、ありがとうございました!次は世界大会があるので、たくさんの想いを胸に、日本代表としていい結果を出せるように頑張りたいです。

建築大工 関根祥智
技能五輪に出場するにあたって、多くの人に力を借り、助けられ、とても感謝しております。特にカレッジの関係者の方々、家族、職場の方々は身近で支えてもらえ沢山の『力』を貰うことができました!2回目の出場ということもあり、全国大会の雰囲気や作業時間外に何をするべきかなどが分かっていたので、とても優位に作業を進めることが出来ました。今大会が最後と決め、自分の甘さを消し、さらに追い込み、金メダルを意識した練習を日々重ねていきました。「鋸は真っ直ぐ引く、鉋は真っ直ぐ引く、鑿はえぐらないで真っ直ぐ」などの基礎を特に力を入れて練習しました。本番では持てる力を全て出しきれたかと思います。欲しい資格に挑戦し、勉強の面でも良い成績を残したいです。まだまだ大工としては未熟です。色々な技能や知識を沢山学んでいきたいです!ここで終わりではなく、ここからが始まりだと思って、これからも日々精進していきます‼︎

貴金属装身具 井上泰世
今大会で金賞を受賞して初めに感じたことは喜びや達成感はもちろん、それ以上に同じ空間で切磋琢磨してきた貴金属東京代表達との助け合い、そして必要な技術を教えて頂いたり精神面でサポートして下さった先生方への感謝でした。この一年自分は恵まれた環境があったからこそ成長することができたのだと思っています。技能五輪のトレーニングをする中で気持ちが先走って悩んだり、実力不足を感じたりと辛いことも沢山ありましたが「成長することは時間がかかる」ことを受け入れて悩みながらも自分を信じて諦めず努力を続けることに価値を感じました。今回は金賞をいただきましたが自分ではまだ成長段階の途中だと感じています。ここを新しいスタートラインと思い今後より一層努力を重ねて精進したいと思います。ありがとうございました。

美容 安間耕助
今回の結果は1人では到底掴み取る事ができなかったと思います。参加させていただく中で多くの方に支えていただいた事を心より感謝申し上げます。大会へは挑戦だと思い参加しました。その中で朝まで練習することもありましたが、途中で諦めず本当に良かったと思います。今後はこの技術を教えることができるようになるまで勉強していきます。この勢いを止めることなく、結果に慢心することなく。より一層の技術向上に楽しむことも忘れずに努めてまいります。

とび 小山空我
高校生の時に予選で敗れ全国大会への出場が叶わず悔しくてリベンジしたかったので、技能五輪のメダリストを多く輩出している向井建設に入社しました。本気で全国大会を目指し金メダルが獲得でき夢が叶い本当に嬉しかったです。練習では時間内に精度よく組み立てること、特に柱の垂直、梁などの水平を正確に合わせられるよう努力しました。この大会は、技能を高められ技能者として誇りややりがいが実感できました。また社会人としての成長も得られ最高の思い出になるので、皆さんもチャレンジしてください。

洋裁 藤澤勇慈
金メダルをとれて、とても嬉しく、ホッとしました。制限時間内に仕上げる練習だけでなく、襟や袖付け、ボタンホール、肩パット付け等の部分練習も重ねて、正確で美しいシルエット、ソフトな仕上がりが、いつも出来るよう努力しました。大会に向けての練習を繰り返す中で、自分自身成長できたと感じています。熱心にご指導くださっている洋裁の先生に心から感謝します。会場では、沢山のスタッフの方々にお世話になりました。電気の回線のトラブルにもすぐに対応して頂き、競技に集中できました。洋裁は私の大切な自己表現の一つです。これからもさらなる技術の向上と、かっこいいデザインの作品づくりに、情熱をかけて取り組んでいきます。

歯科技工 中澤昇一
過去の出場で銀賞2個、銅賞2個となかなか金賞受賞出来ず、悔しい思いをしましたが、今回やっと念願の金賞を受賞出来て、とてもうれしく思います。今までの競技会場はドーム型の中で行われたため、かなり暗く、とり目の私にとっては不利でしたので、わざわざ家の暗い場所を選び、練習しました。その効果もあって本番の競技にはスムーズにいけました。本番は何回参加しても緊張感は相変わらずで、もともとプレッシャーに弱い私は雰囲気にのまれそうでしたが、自分との戦いに勝つことが出来、これまでにない達成感がありました。これから出場を目指す方へ。歯科技工は経験、練習、知識の積み重ねが絶対不可欠ですので、職場での真摯な取り組みを心構えし、仕事を楽しむ事です。そうすれば結果は各々とついてくると思いますので、金賞受賞を目指して頑張ってください。私も今後の技術向上、後進の育成に頑張りたいと思います。

ビルクリーニング 木村優基
私の通学している港特別支援学校では、2年生の代表が都大会に出場し、勝てば3年生で全国大会という流れができており、私も先輩の姿を見ながら練習を重ねてきました。部分練習と通し練習を何度も繰り返し、先生や先輩にアドバイスされたところを徹底的に直し、最後の一週間は生活リズムを整えて、万全の力が発揮できるように注意して過ごして本番を迎えました。閉会式の結果発表で金賞が取れたことが分かったときはめちゃくちゃ嬉しかったです。今回の経験を生かして、これからの人生でも様々緊張する場面があると思いますが、そういう場面でもしっかり力を発揮していくことが、これからの目標です。これから大会を目指す方は、自分がやってきた練習を信じて、自信をもって臨んでいけば、きっと力が発揮できると思います。頑張ってください。

パソコンデータ入力 渡部雄太
このたび金賞を受賞し、練習の成果を発揮することができて、とても嬉しかったです。初めて東京アビリンピックに出場したのは高校2年生の時で、放課後等デイサービスの方に勧められたのがきっかけでした。その時は努力賞で、もっと頑張って良い結果を出したいと思いました。大会2か月前から、本番の問題を想定して、ミスのないように練習に取り組んできました。本番では集中して、練習の成果を発揮することができました。諦めないで頑張ってきて良かったと思いました。応援してくれた皆さんに恩返しできるよう、この大会で身につけた力を仕事でも生かしていきたいです。これから大会に出場される皆さんも頑張ってください。応援しています。

ページのトップへ

お問い合わせ先

東京都産業労働局 雇用就業部
 能力開発課 競技大会総括担当
 電話:03-5320-4705