三次元CAD科
期間 | 対象 | 課程 | 入校時期 |
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6か月 | 一般向け | 短期(授業料等無料) | 4・10月 |
センター | |||
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訓練の様子
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パートモデリン〔3DCAD部品作成〕 | アセンブリ〔3DCAD組立操作〕 |
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ドラフティング〔2D図面化〕 | 総合課題〔3Dプリンタを使用した試作〕 |
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総合課題〔CADCAMを用いた加工〕 | 解析作業〔片持梁の撓み〕 |
訓練科の概要
製造や開発を行う企業では、プランから製品化まで一元的にデータを共有する3次元CADが不可欠のツールになっています。
また機械、医療、工芸などの製品は2次元から3次元への移行が進み需要が高まっています。
当科では、3次元CADソフトのCATIAを使用し、部品の作成、組立、2次元図面への変換、解析などの基本操作を中心として実習を行います。
機械基礎学科では、機械製図、機械工学概論、工業数理など機械分野で必要とされる内容を学習し、機械設計をアシストできる知識および技能を習得します。
就ける仕事
各種設計補助業務
分野としては機械系職種での設計補助が多いです。またCATIAは大手自動車製造メーカーの開発現場で導入されているソフトなので、自然と職種も自動車及び関連部品製造業での求人が多数を占めます。
各種製造業務
三次元CADの導入は進みながらも、製造現場では設計者がCAD操作を習得する時間が無いなどの状況も見られます。
そこで、CADの機能・操作に熟練した人が各設計現場に赴き、導入教育やサポートを行う業務もあります。
三次元CADオペレータ
入力・データ修正などを主体に行う業務です。
機械系分野では需要が減少していますが、3次元というオペレーションを広域的に考えると、プレゼンテーション、説明図、他分野での立体モデルの作成などの需要もあります。
就職した修了生の声
在校中、パソコンは多少経験はありましたが、CADや製図などは全くの初心者で戸惑うこともありました。
学校では基本をしっかりと教えてもらえましたので、その勉強が役立ち就職につなげることができました。
学校で教わったことは何一つ無駄になっていません。
現在は、取引先の設計現場に常駐し、CADによるモデリング業務を行っています。
初めて担当する業務で分からないことなどは、先輩が一生懸命指導してくれましたので安心できました。
学校で練習したモデリング手法も現在の仕事の節々で活かせています。
いずれは本社に戻り、受託業務で設計を行う予定です。
取得を目指している主な関連資格
- 3次元CAD利用技術者試験(1級・準1級)
3次元CAD利用技術者試験(2級)