介護実践科
| 期間 | 対象 | 課程 | 入校時期 |
|---|---|---|---|
| 6ヶ月 | 新たな職業に就こうとする方(年齢は問いません) | 短期(無料) | 10月 |
教科目の内容
介護実践科は、高齢者・障害者介護に従事しようとする方を対象とした基礎的な職業教育として、対人理解や援助の基本的な知識と理念、専門職としての職務の基本姿勢や知識・技術などを介護教育の基本としています。
また、近年の介護現場のDX化に対応し、ICTツールや介護ロボットを活用した訓練を行います。介護福祉士国家試験受験に必須となっている"実務者研修"がカリキュラムに含まれているため、介護の専門家として生涯働き続けるためのスキルが身に付けられます。
授業風景

↓介護サービス科(介護実践科前進)の授業風景が動画でご覧いただけます。
主な訓練内容
【訓練時間: 800時限】
| 教科目名 | 訓練内容 | |
|---|---|---|
| 学科 | 人間の尊厳と自立 | 尊厳の保持、自立・自律支援、ノーマライゼーション等 |
| 社会の理解Ⅰ | 介護保険制度の体系、目的、サービスの種類と内容 | |
| 社会の理解Ⅱ | 地域共生社会、社会保障制度、障害者総合支援法 | |
| 介護の基本Ⅰ | 介護福祉士制度、介護福祉士の倫理 | |
| 介護の基本Ⅱ | 要介護者の生活の理解と支援、介護従事者の安全、リスクマネジメント | |
| コミュニケーション技術 | 介護場面におけるコミュニケーション技術、チームマネジメント | |
| 発達と老化の理解Ⅰ | 老化に伴う心の変化と日常生活への影響 | |
| 発達と老化の理解Ⅱ | 人間の成長・発達、老年期の発達・成熟と心理 | |
| 実技 | 生活支援技術Ⅰ | 生活支援とICF、ボディメカニクスの活用 |
| 生活支援技術Ⅱ | 介護技術の基本(移動・移乗、食事、入浴、排せつ、家事援助など) | |
| 介護過程Ⅰ | 介護過程の基礎的知識、展開、チームアプローチ | |
| 介護過程Ⅱ | 介護計画立案・実施、モニタリング、介護計画の見直し | |
| 介護過程Ⅲ | 介護過程の展開の実際、介護技術の評価 | |
| こころとからだのしくみⅠ | 介護に関する身体の仕組みの基礎的な理解 | |
| こころとからだのしくみⅡ | 人間の心理、人体の構造と機能、介護における観察・アセスメント | |
| 認知症の理解Ⅰ | 認知症ケアの理念、認知症による生活障害、心理・行動の特徴 | |
| 認知症の理解Ⅱ | 医学的側面から見た認知症の理解、家族への支援の実際 | |
| 障害の理解Ⅰ | 障害者福祉の理念、障害による生活障害、心理・行動の特徴 | |
| 障害の理解Ⅱ | 医学的側面から見た障害の理解、障害児者への支援の実際 | |
| 医療的ケア | 喀淡吸引、経管栄養、医療ケア実施の基礎 |
※上記に掲げた実務者研修による学科・実技のほか、その他の教科目として、接遇マナー、介護実習(校外実習)、生活支援実習(調理・被服)などがあります。
資格・就職先
取得できる資格等
- 実務者研修修了証明書
- 介護福祉士※
※実務経験3年に加え「実務者研修」の修了が必要です。
修了後の就職先
- 介護老人福祉施設
- 介護老人保健施設
- 障害者施設
- 病院
- 訪問介護事業所 など



