情報化社会の進展によって快適な生活が実現される中で、その基盤技術である電気と通信はますます重要になっています。これからも高度化する情報化社会を支えるために、確かな知識と技術を持った人材が必要です。 この科目では、電気技術や通信技術について、講義とともに実験や実習を交えながら、それぞれの国家資格の取得を目標に、就業に必要な知識と技術を身に付けます。訓練は、電気を初めて学ぶ方を対象に、電気の基礎理論から始め、実務に必要な配線・施工・保守及び電話・通信回線設備に関する知識と技能が習得できる内容になっています。 就業後は、実務経験やそれに伴う資格が評価されるなど、まさしくキャリアを実感できる技術分野といえます。
主な訓練内容
【訓練時間: 800時限】
学科及び実技
教科目:電気基礎Ⅰ
科目の内容:電気理論についての知識を基礎からやさしく学んでいきます。
教科目:低圧屋内配線技術・作業・電気工事基本作業・配線施工作業
科目の内容:一般家庭や工場などの電気設備についての知識を学び、電気配線や電気器具の取り付け作業について実習します。(「第二種電気工事士」受験対策の時間)
教科目:測定基本作業
科目の内容:電気回路測定、テスタ(電気の測定器)の作成実習
教科目:シーケンス基本回路作業・制御回路組立作業
科目の内容:機械設備の自動化を行う制御回路の知識と配線実習
教科目:設備管理概論
科目の内容:ビル設備、電気設備の点検、管理についての基礎知識
教科目:電話技術
科目の内容:電話機や通信回線のしくみに関する基礎知識
教科目:工事担任者基礎・技術・法規
科目の内容:電話機や通信回線の工事についての知識と工事実習(「工事担任者第二級アナログ通信」資格取得の時間)
教科目:LAN(ラン)概論
科目の内容:コンピュータネットワークについての基礎知識と実習
教科目:CAD(キャド)操作基礎Ⅰ
科目の内容:パソコンを使った図面作成の基礎実習
教科目:社会・体育
科目の内容:就職活動の進め方についてのガイダンスや就職相談ほか、施設見学やレクリエーションなど
教科目:文書作成・ワープロ・表計算
科目の内容:履歴書の作成やワープロ・表計算などのパソコン操作実習
工事担任者第二級アナログ通信(校内試験) 第二種電気工事士(受験対策)
電気工事会社、通信工事会社および設備管理会社など