- ◇訓練科の概要◇
モノづくりに必要な図面の作成方法、加工の知識、最新の工作機械の技能、3Dプリンタなどのものづくり知識を習得します。最新のものづくり手法を身に付け製造業で働ける人材を育成する科目です。
訓練は以下のことに重点をおいて実施していきます。
・3D(三次元)CADを使用し、コンピュータ上で立体的なモデルの作成や図面を作成する技能
・CAMというソフトを使いNC工作機械のプログラムを作成する技能
・NC工作機械を使用するために必要な加工技能
・3D(三次元)プリンタを利用したものづくりに必要な技能
・ものづくりに必要な図面から製品制作、測定評価までの技能
- ◇就ける仕事◇
☆製品製作技能者☆
・金属やプラスチックなどの材料などを削りだすことができるNC工作機械オペレータ
・CAD・CAMを使用しているものづくり企業
・製品を作り出すために必要な治具、切削条件、刃物(工具)の選択ができる知識を習得しているのでそれを役立てられる企業
☆CADオペレータ技術者☆
・3D(三次元)CADを使用して、製品制作のための設計(デザイン)をしたり、パソコン上で部品の組立や、動作確認などを行うものづくり企業。
・ものづくり知識を持った3DCAD(設計)を必要としている企業
- ◇仕事に就いた後◇
☆就職4年目の先輩の言葉☆
漠然とCADを使った仕事がしたくて、訓練を受けました。訓練中は難しいと思っていたけど、仕事の上では基礎の部分だったので、就職してからたくさんのことを学ぶときに役に立っています。基礎が無ければわからなくて辞めていたかもしれません。少しずつですが、できることが増えてきたので、面白くなってきています。(平成27年4月に訓練内容を変更したため関連科目の修了生の言葉になります)
☆就職6年目の先輩の言葉☆
CAD以外のことは訓練中は意味ないと思っていましたが、本当に必要だったと就職してからわかりました。実際に加工を経験したおかげで、加工現場の人ともきちんと打ち合わせすることが出来ます。一部でも自分の携わったものが店頭に並んでいると感動です。今は、CADで描くことだけでなく、さらにその先のCAEというところまで少しずつ任されるようになってきて、やりがいを感じています。。(平成27年4月に訓練内容を変更したため関連科目の修了生の言葉になります)
- ◇取得できる資格等◇ ※印の資格は、資格のページの詳細をご覧下さい。
□資格:
技能士補[機械加工](技能照査合格者)※
労働安全衛生規則による特別教育修了証(自由研削といし)※
□関連資格:
三次元CAD利用技術者試験(機械)
1級・準1級・2級
(社)コンピュータソフトウェア協会が実施する、CADシステムのオペレーション技能や作図時間の速さ・正確さなどを評価している試験です。実務に則した、図面の読図能力、周辺知識なども評価する課題の出題となっています。