近年、自動車の高性能化が進み高度な整備技術が要求され、また、地球環境への配慮が必要とされる中で、安全で快適な車社会を確保するために、自動車整備士や自動車車体整備士の役割はますます重要になっています。
当科では、板金塗装の専門技術を身につけることを目標とし、自動車整備の専門知識と、点検整備要領、故障診断等の技能を習得した上で、板金及び塗装要領、車体修正技術を中心に、自ら考え、発展できる複合技術を身につけた自動車車体整備士を養成します。
※一種養成施設において二級又は三級自動車整備士の養成課程を修了した方を対象に、自動車車体整備士養成課程(実技免除)のみの訓練期間が1年に短縮されたコースがあります。
各自動車メーカーの名前を掲げて多くの販売店を持っています。整備士はその各販売店で整備をしていますが、板金塗装の修理は各社集中工場を持ち、そこに車を集めて行っている所が多いです。大規模で設備も充実し、多くの台数を扱う工場です。車種は同一メーカーが多いとは思いますが、早い時期から多くの経験台数を積む事により早く技術が身に付くと思います。自動車メーカーを中心とした社内資格や社員教育体制が整っているのが特徴です。
自動車整備と車両販売も行う専業工場や、自動車の板金塗装を専門とする工場での車体整備士です。中小規模の企業が多いですが、会社規模はディーラーほどではありませんが、工場単位で見ると大規模な工場もあります。いろいろなメーカーの車が修理できる会社や、外国車専門で有名な会社などもあります。
カー用品店などでの軽板金塗装作業や、車両に取り付けるドレスアップパーツの塗装などを行う車体整備士です。多くはその他の用品の取り付け作業や、点検などの整備作業もすることが多いようです。
後輩がまだいませんので、まだ下っ端ですが先輩が皆良い人達で、毎日楽しく仕事をしています。塗装の担当で現在に至りますがやっとお客様に出せる物が出来る様になって来たような気がします。仕事自体は毎日同じ事の繰り返しですが、だんだん難しい仕事を任されることで先輩、上司から信頼を得ているという実感が得られ、やる気が出ます。楽しく仕事を続け、もっと腕を上げたいです。