- ◇訓練科の概要◇
ビルなどの冷房や暖房をおこなう空調設備の選定、設置、保守、修理するサービスマンとして必要な知識と技術を習得します。 さらに、業務用空調設備の設計、施工、クリーニング作業を身につけ、建築設備だけでなく、機械・電気・建築・環境の知識と技能を修得した技術者を養成します。
- ◇就ける仕事◇
☆空調機施工、修理・保守☆
エアコンには冷媒が通っていて人間で云うと血液に相当します。冷媒管を正しく施工しないと、冷媒が洩れて危険なだけでなく、環境にもダメージがあります。その為には、日々の点検が重要であり、又運転調整やフィルター清掃、故障修理といったメンテナンスなどが必要です。その基礎知識を習得し、就職につなげます。
☆施工管理☆
建設現場では設計図面と施工図から、現場で正しく施工されなければいけません。その施工法や工程管理・安全について必要な知識を学習していきます。
☆冷凍設備の運転管理☆
ビルの空調から、冷凍倉庫まであらゆる場面で活躍する空調機器、ひとたび運転を始めると止められない為、適切な運転をしないと、故障などの事故につながり危険。これらの運転管理には、冷凍サイクルなどについて正しい知識を身に付ける必要があります。当科では基本からしっかり学習していきます。
- ◇仕事に就いた後◇
☆就職3年目の先輩の言葉☆
今の仕事は空調機のメンテナンスやクリーニング作業等で、多数のメーカーを取り扱っています。今は、環境空調サービス科で習った基本行動・作業動作の大切さを痛感しています。現職を通じて準備・段取りが作業効率の向上につながることを改めて理解することができました。そして今後は、少しづつ班長として、現場で作業できるように努力しています。
☆就職5年目の先輩の言葉☆
卒業して早5年が過ぎました。入社後2年間はサービスマンを経て現在、工事部に勤務しています。最初は右も左もわかりませんでしたが、現在は少しずつ現場を終えるたびに自分の成長を感じています。大変な仕事ですがとてもやりがいがあると感じています。
- ◇取得できる資格等◇ ※印の資格は、資格のページの詳細をご覧下さい。
□資格:
技能士補[国:冷凍空調機器施工](技能照査合格者)※
ガス溶接技能講習修了証※
特別教育修了証(アーク溶接、自由研削)
□受験資格:
不問
□関連資格:
第3種冷凍機械責任者、第二種電気工事士※