都市街にある大きなビル群。ビルが何かの支障も無く稼動するためには、設備を維持・管理する必要があります。当科では、ビルを維持するために必要な受変電設備の取扱いから、空気調和装置、熱源設備等の設備管理に関する技能を学びます。電気に関して、全く知識のない方でも大丈夫! 入校後は全て基礎から授業を行います。
ビル設備管理技術者
大半の修了生がビル等、建築物全般の電気設備・空調設備・熱源設備・給排水設備等の設備管理職として就職します。色々な資格を取得することが重要です。
病院・ホテルの設備管理技術者
仕事内容は変わりませんが、病院・ホテルは直接お客様と対応しますので、高度なマナーが要求されます。資格の重要性は同じです。
工場の設備管理技術者
主に製造業の生産現場の設備管理です。資格の重要性は同じですが、より高度な知識が要求されます。
先輩の言葉
設備管理の業界は、資格を取得することが重要です。優しいものから難しいものまで沢山の資格がありますが、計画を立てて一つずつ確実に取得することです。経験を積んで資格を取れば給与も上がります。仕事をしながらの勉強ですから辛いこともありますが、自分のことだと思い頑張って欲しいと思います。今日の自分があるのは、技術専門校へ通い資格を取得して就職ができたからだと考えています。
取得を目指す資格:第二種電気工事士、二級ボイラー技士、危険物取扱者乙種第4類、
取得できる修了証:ボイラー実技講習修了証(東京労働局 第2号 令和6年5月12日)
主な訓練内容
①電気の知識のない方でも基礎から学習し、第二種電気工事士の取得ができるように訓練を実施します。
②自動制御に必要なシーケンス制御の知識技術を習得します。
③熱設備(ボイラー・冷凍機等)の動作の概要を知り、運転管理ができるようになります。
④建築付帯設備(給排水・衛生設備等)の概要を知ることができます。
主な就職先
ビル管理会社、病院、ホテル、工場等
令和3年度実績
会社規模:大半が300人以上
求人倍率:3.25倍程度(訓練定員に対する求人) 就職率:約86%
初任給:20万程度、経験を積み、資格を取得すると上昇する。
自己負担額(参考:金額は変更する場合があります。)
教科書代 約18,000円 作業服代 約6,000円
その他、事故等に備える災害保険等の自己負担が生じる場合があります。