訓練科の概要 中高層ビルのほとんどは、その維持管理をビル管理会社がおこなっております。また、ビルにはビル内で 活動する多数の人々に安全で快適な生活環境をつくり出すため、冷暖房・電気・給排水・防災等の諸設備が設置されております。これらの諸設備全般について安 全な保守管理を行うのがビル管理マンの仕事です。当科では、上記諸設備全般についての運転・調整・整備の実習と合わせ、周辺機器を含めた幅広いビル設備全 般の保守管理技能と知識を習得することができます。
主な訓練内容
①ボイラー技士試験の受験資格取得のためのボイラー実技講習を実施します。
②ビルに付帯する各種設備の保守管理の方法を習得します。
③自動制御に必要なシーケンス制御の知識技術を習得します。
④パソコンによるワード・エクセルの基本実習を行います。
取得できる資格等
資格:ボイラー実技講習修了証(一定の資格要件を満たさない者が、2級ボイラー技士試験を受験する為に必要)
受験資格:2級ボイラー技士
関連資格:第二種電気工事士、第3種冷凍機械責任者(冷凍機(エアコン)を運転するための国家資格)(いずれも受験対策)
主な就職先
ビル管理会社(ビル所有者から委託を受けて建築物の維持管理を専業とする会社)
令和3年度実績
求人倍率:2.5倍程度(訓練定員に対する求人) 就職率:90.7%
会社規模:大半が300人以上 初任給:16万円~30万円
自己負担額(参考)
教科書代 約16,500円 作業服代 約6,000円(季節・サイズによる)
その他、事故等に備える災害保険等の自己負担が生じる場合があります。