- ◇訓練科の概要◇
スマートフォンのボディはアルミニウムや金属を削りだして作られています。また、プラスチックで作られている携帯電話カバー、カメラ、日用品は金型の中に溶かしたプラスチックを流し込み作ります。その金型は金属を削りだして作ります。金属を削るには図面、測定器、工作機械、刃物の知識が必要です。
精密加工科では、1年間で初心者、経験者を問わず、ローテクな機器からハイテクな機器を使用して金属を削り形を作るものづくり分野の実践技術者を養成します。
- ◇就ける仕事◇
☆金属部品製造業☆
自動車のエンジンは多くの金属製の部品が組み立てられて成り立っています。この部品の一つ一つを工作機械を使って作っていくのが金属部品製造業です。
☆金型製造業☆
テレビや携帯電話のボディはボディと同じ形をしている型にプラスチックを流すことで作られています。この型のことを金型と呼んでいます。金型は製品を効率よく生産するために必要なものです。
☆機械設計☆
製品を製作する際には、その製品の性能はもちろん、安全性や経済性を考えて形状を決めていきます。その形状を図面として表現し、製作者に伝えるのが機械設計という仕事です。
- ◇訓練修了後◇
☆修了生からの言葉☆
一年間の訓練の中で技術的な事以外にも就職に向けてのアドバイスや心構え等、色々な事を教えていただき以前よりも働く事への意識が変わってきたと思います。就職後は社会人としても成長できるように頑張ります。
☆就職先の社長からの言葉☆
企業にとって高額なNC機械やCAD/CAMを使用して人材育成するのは時間もかかり膨大な費用が必要となるため、実学一体を身につけた精密加工科の修了生は基本技術技能が携わりとても助かっています。
- ◇取得できる資格等◇ ※印の資格は、資格のページの詳細をご覧下さい。
□資格:
技能士補[国:精密加工](技能照査合格者)※
労働安全衛生規則による特別教育修了証(自由研削といし)